バッテリー「電池式」アンプCUBE StreetⅡ「キューブストリート2」 レビュー 機能・性能・使い勝手を徹底解説!!
”BOSS CUBE StreetⅡ公式ページより引用”
音楽の世界では、パフォーマンスを際立たせる優れた機材が求められます。今回、私たちはローランドの新しく登場した、「CUBE Street II」の徹底レビューをお届けします。
これまでのキューブストリートのモデルと何が違うのか、どのように進化しているのか、さまざまな観点から分析していきます。
この記事では、CUBE Street IIとその前モデルであるCUBE Street EXとの比較、新機能の詳細、市場での評価、そして何よりその持ち運びやすさと性能のバランスに焦点を当てて、読者の皆様にその真価を伝えていきます。
プロのミュージシャンからストリートパフォーマーまで、幅広いニーズに応えるこの製品の魅力を、深掘りしていくためのガイドとしてご活用ください。
CUBE Street II全般レビュー
新しくなったCUBE StreetⅡですが以前のCUBE Street EXとどのように進化したのかその進化を探り、市場の動向、中古市場、基本操作、適用シーンといった多角的な視点から総合評価を行いふたつのCUBEを徹底比較していきたいと思います。
ローランド キューブストリートの進化を探る
ストリート・ライブ・アンプのベストセラーRoland CUBE Streetが、BOSS CUBE Street IIとして生まれ変わりました。
バッテリー駆動でありながら、あらゆる環境において高品位かつパワフルなステレオ・サウンドを実現。路上でのパフォーマンスやトーク・イベントなど、屋外での使用に必要な機能を多数網羅しています。
2チャンネルの入力にマイクと楽器をダイレクトに接続すれば、CUBE Street IIのみで即座にパフォーマンスが可能。
また、内蔵のボーカル・ハーモニーやルーパー機能、即戦力となるエフェクトを使用すれば、ワンランク上のパフォーマンスを行えます。
別売りのBluetooth® Audio MIDI Dual Adaptor(BT-DUAL )を接続すれば、スマートフォンやタブレットでBGMの再生やアンプのコントロールを、ワイヤレスで行うことも可能です。
Standard Features
- 次世代のバッテリー駆動モバイル・アンプ
- BOSSブランドとして生まれ変わった最新のCUBE Street
- ABS樹脂筐体による高い堅牢性と、4.4kgの軽量設計で優れた可搬性
- 強化された最大出力:10W(5W×2基)
- 16cm(6.5インチ)スピーカー×2基による高品位なステレオ・サウンド
- 最適なモニタリングと音場を実現するスラント(傾斜)キャビネット・デザイン
- ボーカル・ハーモニー機能、3バンドEQ、リバーブを備えたMIC/INSTRUMENTチャンネル
- GUITAR/MICチャンネルに合計9種類のアンプ・タイプと3バンドEQ、コーラス/ディレイ/リバーブ/チューナーを搭載
- 最大45秒のステレオ・レコーディングに対応したルーパー機能
- UNISON/HI/HIGHERの3つのバリエーションを備えたオート・ハーモニー機能
- モバイル・デバイスとのBluetooth接続を可能にし、オーディオの再生やCUBE Street IIの遠隔操作を実現するオプションのBluetooth® Audio MIDI Dual Adaptor(BT-DUAL)に対応
- USB又はi-CUBE Linkを介し、PC、モバイル・デバイスのライブ・ストリーミング・アプリや楽曲作成アプリへ演奏の録音、出力が可能
- 練習やセッションに便利なiOSアプリCUBE JAM
- 単三電池×8本、またはACアダプターによる2電源方式
- ECOモードに切り替えることでバッテリーを節約(ECOモード時は最大出力5W)
- カラーバリエーションはブラックとレッドの2色展開
あらゆる場所があなたのステージに
CUBE Street IIはABS樹脂構造で設計することで、先代のRoland CUBE Streetよりもさらに軽量かつ堅牢なアンプへと生まれ変わりました。また、最大出力も2倍の10Wを誇り、人通りの多い騒々しい場所でも、今まで以上にクリアでパワフルなステレオ・サウンドを出力します。大きな音量が必要ないシチュエーションでは、ECOモードに切り替えることでバッテリーの消耗を抑え、さらに長時間の使用が可能になります。
様々な入力に対応
2つの入力チャンネルは、ミュージシャンやパフォーマーが使用するあらゆる楽器に対応しています。MIC/INSTRUMENTチャンネルは、XLRと標準の両端子に対応。マイクまたはシンセサイザー等ライン出力の楽器で使用可能です。標準端子のGUITAR/MICチャンネルは、7種類のギターアンプ・タイプを搭載。アコースティック・ギターだけでなく、エレクトリック・ギターもダイレクトに接続し、高品位なギターサウンドで演奏できます。また、ライン出力の楽器やマイクの接続に最適なアンプ・タイプも備えています。CUBE Street IIに接続された楽器のサウンドは、LINE OUTを通しミキサーや、もう一台のCUBE Street IIへ接続して鳴らすことも可能です。
パフォーマンスを彩る機能
CUBE Street IIは、あなたのパフォーマンスをより魅力的に演出する機能が満載です。各チャンネルは、専用の3バンドEQとリバーブを内蔵。GUITAR/MICチャンネルでは即戦力となるコーラス/ディレイのエフェクトを使用可能です。MIC/INSTRUMENTチャンネルにはハーモニー機能を搭載しており、あなたが演奏するギターのコードワークや設定したキーから自動的に美しいボーカル・ハーモニーを生成。1人とは思えない様な華やかなパフォーマンスが行えます。必要に応じて、別売のフットスイッチでリアルタイムにON/OFFも可能です。また、ルーパー機能を使用すれば、その場でバッキング・トラックを作り即興的なパフォーマンスを行うことで、ライブが盛り上がることは間違いありません。
CUBE Street IIで世界へ羽ばたこう
CUBE Street IIは、配信に役立つアウトプットを搭載。モバイル・デバイスとCUBE Street II のi-CUBE Link端子を付属の4極ミニ・ケーブルで接続すれば、ミュージック・ライブラリーからお気に入りのバッキング・トラックを再生したり、自分の演奏とバッキング・トラックを一緒にライブ・ストリーミング・アプリや楽曲制作アプリへ簡単に出力できます。iOS端末、もしくはPCへは、USB端子を用いることでも同様の機能が使用可能です。
※i-CUBE Link端子はモノラル出力、USB端子はステレオ出力に対応しています。
※iOS デバイスを i-CUBE Link または USB 経由で CUBE Street II に接続するには、Apple社の アダプターが別途必要になる場合があります。誰にとっても便利な簡易PAシステム
CUBE Street IIは、屋外ライブを行うパフォーマーの為に設計されていますが、用途はそれだけにとどまりません。可搬性に優れ、限られたスペースでの設置も可能なため、ワークショップや学校でのイベント等にも最適。ミキサーやスピーカーなど複数の機材を用意することなく、どんな環境でもこの一台でプレゼンテーションが可能です。AUX端子、またはオプションのBT-DUALアダプターを使用すれば、MC中のBGM再生も可能です。
さらに高まる利便性
CUBE Street IIは、オプションのBluetooth® Audio MIDI Dual Adaptor (BT-DUAL) を使用することで、新たな機能が解放されます。スマートフォンやタブレットと無線接続が可能になり、オーディオ再生や、専用のCUBE-Street IIエディターを通じたアンプの遠隔操作ができます。また、アンプ本体では行えない多彩な追加機能もエディターからアクセス可能です。
専用エディター“CUBE Street II Editor”でコントロール可能な便利な機能
オプション(別売り)のBluetooth® Audio MIDI Dual Adaptor(BT-DUAL )を接続することで、専用アプリCUBE Street II Editorから様々な設定変更が可能。シチュエーションに応じてCUBE Street IIを最適にセットアップできます。
• 内蔵エフェクトを、多彩なパラメーターで自分好みに調節
• MIC/INSTチャンネルのハーモニー機能をコーラス/フェイザー/フランジャ―/トレモロ/タッチ・ワウに変更
• GUITAR/MICチャンネルのコーラスをフェイザー/フランジャ―/トレモロ/タッチ・ワウに変更
• ルーパーの入力ソース設定、録音時間を 90 秒(モノラル)に変更可能
• 別売りのフットスイッチ、FSシリーズに様々な機能をアサイン
• マイクや楽器からの入力が検知されると自動的にBGMの音量を下げるダッキング機能
• ステレオリンク、ステレオ入力機能の設定
• 用途毎にCUBE-Street IIの設定を保存/切替え可能なライブセット機能
• バッテリー残量の確認
等、多彩な機能を使用できます。
CUBE StreetⅡ(キューブストリート2)とCUBE Street EX の比較
CUBE Street II | Cube Street EX「キューブストリートEX」 |
主な仕様 | 主な仕様 |
定格出力 | 最大出力 |
10 W (5 W + 5 W) | 50W(25W+25W) |
規定入力レベル | 規定入力レベル(1kHz) |
MIC/INSTRUMENT INPUT:-40dBu(2kΩ)/-20dBu(11kΩ) | MIC/INSTRUMENT INPUT=-50/-10dBu |
GUITAR/MIC INPUT:-10dBu(1MΩ) | MIC/GUITAR INPUT=-10dBu |
i-CUBE LINK/AUX IN:-20dBu(15kΩ) | LINE IN=-10dBu AUDIO IN(i-CUBE LINK)=-10dBu AUX IN/STEREO LINK IN=-10dBu |
規定出力レベル | 規定出力レベル(1kHz) |
LINE OUT:-10dBu(MONO) | ライン出力(L/MONO、R)/ステレオリンク出力(L、R)=-10dBu |
スピーカー | スピーカー |
16cm(6.5インチ)×2 | ウーファー=20cm (8インチ) ×2 ツィーター=5cm (2インチ) ×2 |
コントロール | コントロール |
POWERスイッチ | POWERスイッチ、BATTERY CHECK/MUTEボタン |
OUTPUT POWERスイッチ(MAX、ECO) | OUTPUT POWERスイッチ(ECO、NORMAL、MAX) |
LOOPERボタン | ー |
STOPボタン | ー |
<MIC/INSTRUMENT> | <MIC/INSTRUMENT> |
SELECTスイッチ(MIC、INST) | SELECTスイッチ(MIC、INST) |
VOLUMEつまみ | VOLUMEつまみ |
HARMONYつまみ | ー |
KEYボタン | ー |
BASSつまみ | BASSつまみ |
MIDDLEつまみ | MIDDLEつまみ |
TREBLEつまみ | TREBLEつまみ |
REVERBつまみ | REVERBつまみ |
<TUNER> | ー |
TUNERボタン | ー |
<GUITAR/MIC> | <MIC/GUITAR> |
AMP TYPEつまみ(NORMAL、BRIGHT、WIDE、INSTRUMENT、CLEAN、CRUNCH、LEAD、ACOUSTIC SIM、MIC) | TUNERボタンTYPE スイッチ(A-GUITAR、ACOUSTIC SIM、CLEAN、CRUNCH、LEAD、MIC) |
GAINつまみ | ー |
VOLUMEつまみ | VOLUMEつまみ |
BASSつまみ | BASSつまみ |
MIDDLEつまみ | MIDDLEつまみ |
TREBLEつまみ | TREBLEつまみ |
CHORUS/DELAYつまみ(CHORUS、DELAY) | CHORUS/DELAYつまみ(CHORUS、DELAY) |
REVERBつまみ | REVERBつまみ |
<i-CUBE LINK/AUX IN> | <AUDIO IN> |
i-CUBE LINK/AUX INつまみ | VOLUMEつまみ |
<LINE IN> | |
VOLUMEつまみ | |
BATTERY CHECK/MUTEボタン | |
STEREO LINK/LINE OUTスイッチ | |
インジケーター | インジケーター |
POWER | 電源 |
TUNER | バッテリー |
KEY | バッテリーチェック/ミュート |
REC | チューナー |
PLAY | ー |
接続端子 | 接続端子 |
<INPUT> | <MIC/INSTRUMENT> |
MIC/INSTRUMENT端子:コンボ・タイプ(XLR、TRS標準)、バランス | INPUT端子(コンボ・タイプ(XLR、TRS標準)、バランス) |
GUITAR/MIC端子:標準タイプ | FOOT SW(REVERB)端子(TRS標準タイプ) |
i-CUBE LINK/AUX IN端子:4極ミニ・タイプ | |
<MIC/GUITAR> | |
<OUTPUT> | INPUT端子(コンボ・タイプ(XLR、TRS標準)、アンバランス) |
LINE OUT端子:標準タイプ | FOOT SW(TIP:CHORUS/DELAY、RING:REVERB)端子(TRS標準タイプ) |
PHONES/REC OUT端子:ステレオ・ミニ・タイプ | |
<AUDIO IN> | |
<FOOT SW> | STEREO AUDIO IN(i-CUBE LINK)端子(4極ミニ・タイプ) |
SW1 HARMONY/MIC/INST端子:TRS標準タイプ | |
SW2 LOOPER/GUITAR/MIC端子:TRS標準タイプ | <LINE IN> |
STEREO LINE IN(L/MONO、R)端子(標準タイプ) | |
Bluetooth ADAPTOR端子:専用タイプ | AUX IN/STEREO LINK IN端子(標準タイプ) |
USB端子:USB Bタイプ | |
LINE OUT(L/MONO、R)/STEREO LINK OUT(L、R)端子(標準タイプ) | |
PHONES端子(ステレオ標準タイプ) | |
DC IN端子 | DC IN端子 |
電源 | 電源 |
ACアダプター(DC9V) | ACアダプター(DC13V) |
アルカリ電池(単3形)×8 | アルカリ電池(単3形)×8 |
充電式ニッケル水素電池(単3形)×8 | 充電式ニッケル水素電池(単3形)×8(市販品) |
ー | 充電式バッテリー・パックBTY-NIMH/A(別売) |
消費電流 | 消費電流 |
390 mA | 730mA |
連続使用時の電池寿命 | 連続使用時の電池の寿命 |
<OUTPUT POWERスイッチがMAXのとき(最大出力:10W)> | <OUTPUT POWERスイッチがMAXのとき(最大出力:50W)> |
アルカリ電池:約8時間 | アルカリ電池=約4時間 |
充電式ニッケル水素電池:約10時間(※1) | 充電式ニッケル水素電池=約5時間(※1) |
ー | 充電式バッテリー・パックBTY-NIMH/A(別売)=約10時間 |
ー | <OUTPUT POWERスイッチがNORMALのとき(最大出力:25W)> |
ー | アルカリ電池=約8時間 |
ー | 充電式ニッケル水素電池=約10時間(※1) |
ー | 充電式バッテリー・パックBTY-NIMH/A(別売)=約20時間 |
<OUTPUT POWERスイッチがECOのとき(最大出力:5W)> | <OUTPUT POWERスイッチがECOのとき(最大出力:10W)> |
アルカリ電池:約11時間 | アルカリ電池=約16時間 |
充電式ニッケル水素電池:約14時間(※1) | 充電式ニッケル水素電池=約20時間(※1) |
※1:容量2,500mAhの充電式ニッケル水素電池を使用した場合の時間です。 | 充電式バッテリー・パックBTY-NIMH/A(別売)=約40時間 |
※電池の仕様、容量、使用状態によって異なります。 | ※1:容量2,450mAhの充電式ニッケル水素電池(市販品)を使用した場合の時間です。 |
※電池の仕様、容量、使用状態は異なります。 | |
付属品 | 付属品 |
取扱説明書 | 取扱説明書 |
「安全上のご注意」チラシ | |
ACアダプター | ACアダプター |
電源コード | 電源コード |
2P-3P変換器 | |
ミニ・ケーブル(モバイル機器用、4極ミニ・タイプ) | ミニ・ケーブル(4極ミニ・タイプ) |
保証書 | 保証書 |
別売品 | 別売品 |
Bluetooth® Audio MIDI Dual Adaptor: BT-DUAL | ー |
キャリング・ケース:CB-CS1 | キャリング・ケース:CB-CS2 ( Roland Online Store 取扱商品) |
フットスイッチ:FS-5U、FS-6、FS-7 | フット・スイッチ(BOSS FS-5U、BOSS FS-6、BOSS FS-7) |
ー | スピーカー・スタンド:ST-A95 ( Roland Online Store 取扱商品) |
ー | 充電式バッテリー・パック(BTY-NIMH/A) |
外形寸法 / 質量 | 外形寸法 / 質量 |
幅 (W) | 幅 (W) |
414 mm | 490mm |
奥行き (D) | 奥行き(D) |
285 mm | 341mm |
高さ (H) | 高さ (H) |
255 mm | 305mm |
質量 | 質量 |
4.4kg(ACアダプターを除く) | 7.4キロ |
最新のCUBE Street Ⅱに比べCUBE Street EXはそもそもCUBE StreetEXのほうが上位機種でありますので出力などはCUBE StreetEXのほうに軍配が上がりますが消費電力や軽量化、別売りのBluetoothを使用したアンプのコントロールなど手軽さは最新のCUBE StreetⅡが使いやすいと思います。
パワー出力などに重きを置く場合はCUBE StreetEXを選ぶのもありかもしれません。
その場合はECOモードで別売りの専用のバッテリーを使うことで40時間連続使用することも可能です。
CUBE Street Ⅱの発売日
CUBE Street Ⅱの発売日は2021年8月7日に発売されています。
以前のモデルとの違いは大まかですが下記の通り
発売日 | 最大出力 | |
CUBE Street | 2007年9月15日 | ステレオ5W (2.5W+2.5W) |
CUBE Street EX | 2014年4月25日 | 50W(25W+25W) |
CUBE Street Ⅱ | 2021年8月 7日 | 10W(5W+5W) |
Roland CUBE Street Ⅱの基本操作
CUBE Street Ⅱの基本操作ですが2つのチャンネルにイコライザーやリバーブ・コーラスなどが搭載されていて大まかに下記のようになっています
①MIC/INSTRUMENTチャンネル
向かって左側のチャンネルは下記の調整ができます。
- イコライザー(BASS/MIDDLE/TREBLE)
- MIC/INST(楽器)の切り替え
- ボリュームつまみ
- ハーモニーつまみ(ユニゾン・HIGH・HIGHER)から選べます
UNISON(別の人が同じメロディーを歌った効果が得られます)
HIGH (+4度・+3度を基本とした音を加えます。)
HIGHER(+6度・+5度を基本とした音を加えます。) - KEY ボタン ハーモニーのkeyを設定します。
②GUITAR/MICチャンネル
- [TUNER]ボタン
ギターをチューニングします。 - EQUALIZER
[BASS]つまみ
低音域の音量を調節します。
[MIDDLE]つまみ
中音域の音量を調節します。
[TREBLE]つまみ
高音域の音量を調節します。 - [CHORUS/DELAY]つまみ
コーラスとディレイを、つまみ位置によって切り替えて使用でき
ます。
タイプ 説明
CHORUS 微妙に揺れる音を加えて、広がりと厚みのある美しい音
色に変えるエフェクトです。
DELAY ディレイの時間と効果が変化します。 - [REVERB]つまみ
リバーブのかかり具合を調節します。 - [AMP TYPE]つまみ
アンプのタイプを選びます。搭載のアンプ・タイプは、すべてオ
リジナルです。
[AMP TYPE]つまみ
アンプ・タイプのバリエーションを切り替えます。 アンプタイプ 説明
A-GUITAR
アコースティック・ギターを接続するときに選びます。
アコースティック・ギターのボディーの共鳴感を調節し
ます。
NORMAL 共鳴感を調節しないダイレクトな音色
です。
BRIGHT 高域まで響くつややかな音色です。
WIDE 胴鳴りを響かせるふくよかな音色
です。
INSTRUMENT 楽器を接続するときに選びます。
E-GUITAR
エレキ・ギターを接続するときに選びます。
CLEAN
透明感のある、クリーンでナチュラル
なサウンドが表現できるオリジナル・
アンプです。本機のコーラスやリバー
ブと合わせて使用すると、立体的で
広がりのあるサウンドになります。
CRUNCH
音のひとつひとつが明確でファットな
クランチ・サウンドが表現できるオリ
ジナル・アンプです。
LEAD 厚みのある歪みが表現できるハイゲ
インのオリジナル・アンプです。
ACOUSTIC
SIM
接続したエレキ・ギターでアコース
ティック・ギターのサウンドが表現で
きるオリジナル・アンプです。
MIC マイクを接続するときに選びます。
- [GAIN]つまみ
ゲイン(歪みの量)を調節します。 - [VOLUME]つまみ
GUITAR/MIC チャンネルの音量を調節します - [i-CUBE LINK/AUX IN]つまみ
i-CUBE LINK/AUX IN、USB IN、Bluetooth® オーディオの音
量を調節します。
※ CUBE STREET Ⅱ自体には、Bluetooth 機能は搭載されていま
せん。別売りの BT-DUAL を取り付けることで、Bluetooth 機
能を使用することがきます(P.8)。 - [OUTPUT POWER]スイッチ
スイッチを切り替えると、本体スピーカーの最大音量と電池での
使用時間が変わります。
設定 説明
MAX 最大音量は大きくなりますが、使用時間が短くなります。
ECO 最大音量は小さくなりますが、使用時間が長くなります。
CUBE StreetⅡ(キューブストリートⅡ)の適用シーンと便利な機能(気に入っているところ)
CUBE StreetⅡの便利な機能はなんといっても電池駆動できるところではないでしょうか。
電池駆動に加えて多彩なDSPによる音響効果を得ることができることはもちろん今回のCUBE StreetⅡでは別売りではありますがBluetooth機能が大変便利です。
私の場合ギターではなくサックス用に今回調達したのでギター伴奏などはもちろんサックスソロで演奏するときもマイナスワン音源をスマホに入れてBluetoothで再生しながらサックスを演奏する場合にひじょうに便利です‼
基本的にアンプタイプはINSTRUMENTで使用しますが、エフェクトが欲しいときはつまみを切り替えて使用しても良いですし、チャンネル1のほうでコーラスやハーモニーを楽しむのも良いと思います。
CUBE Street II新機能徹底解説
ここではCUBE StreetⅡ(キューブストリート2)になって追加された新機能について詳しくご紹介したいと思います。
CUBE Street II のBluetooth(ブルートゥース)機能「別売り」とは?
CUBE StreetⅡで追加された新機能はなんといってもBluetooth機能「別売り」ではないでしょうか。
Bluetoothはご存じの方も多いと思いますが、最近では携帯やPC携帯音楽プレーヤーにはほぼ必ずと言っていいほど付属している無線通信機能のことです。
この機能を使うことでお手持ちのBluetooth機能付きのスマートフォンやiphone携帯音楽プレーヤーやパソコンなどをCUBEStreetⅡと無線でつないで音楽を流すことができます。
なので、離れた場所からパーティーなどで音楽をかけたりマイナスワンの音源をかけてサックスやギターなどの楽器を演奏したり、カラオケを楽しんだりと工夫次第で色々と楽しむことができます。
CUBE StreetⅡで音づくりして、ハイパワーの音響システムに繋いで大きめの会場で使用するなんてことも可能だと思いますので、小規模ライブから組み合わせによっては大きな会場まで多岐に使用することもできると思います。
充電式ストリートアンプでのBluetoothを使用した新体験
CUBE StreetⅡには対応するスマホアプリがありiphoneなどでダウンロードしてCUBES treetⅡとつなぐことでアンプをワイヤレスでコントロールすることもできますのでこれは非常に便利。
ルーパーで録音した音を鳴らしながら観客席側で聞こえる音を確認しながら音響の設置場所や音色設定を決めるなどの使い方もできます。
BOSS CUBE Street IIの足元操作:フットスイッチ利用法
CUBE Street Ⅱにはフットスイッチの機能があり、フットスイッチ(別売:BOSS FS-6、FS-7 または FS-5U)を接続すると、LOOPER の操作や CHORUS、HARMONY
などのオン/オフが足元でできるようになります。
FS-5U
FS-6
FS-7
CUBE Street IIとCUBE Street EXの主な違い
CUBE StreetⅡとCUBE Street EXの主な違いですが、CUBEStreetEXのほうが出力と価格は高いです。
また大きさもEXのほうが若干大きくなります。
出力はCUBEStreetEXのほうが高いので電池の消耗は早いですがECOモードで使用したり、別売りになりますが専用のバッテリーを使用することで長時間の使用も可能です。
変わって最新のCUBE Street Ⅱは出力は小さいものの純正のBluetooth機能が使えることや、より軽量・コンパクト、価格も抑えられているため可搬性や機動性に優れているのでより手軽でストリート向きではないかと思います。
専用アプリ「CUBE Street II Editor」の使い方
専用アプリ「CUBE StreetⅡEditor」の使い方ですが、iphone、スマートフォンそれぞれに「CUBE StreetⅡEditor」アプリがありますのでダウンロードしていただき、BluetoothをCUBE StreetⅡにドライバーを使ってセット
もともとついている左上のネジをプラスドライバーで外し、BOSSと書いてある「端子保護ゴム」を外してBluetoothをセットして、先ほど外したネジを元に戻す。
後はCUBE StreetⅡの電源を入れて「メイン音量つまみを最小にしといてくださいね」アダプターに青いライトがつきます、スマホのBluetoothの設定画面でCUBE StreetⅡを接続し、アプリを起動すれば自動で認識してくれます。
あとはタブを選んで、つまみを上下にスライドすることで各項目を設定することができます。
CUBE Street II全般レビューまとめ
可搬性に優れたCUBE Street IIをご紹介してきました以下のような進歩した性能を含め相棒にするにはもってこいではないでしょうか。
ローランド キューブストリートの進化を探る
ローランドのCUBE Street IIは、その前身であるCUBE Streetに比べ、さまざまな機能が向上しています。具体的には、より高い音質、改善されたエフェクターの機能、そして軽量化が図られ、持ち運びやすさが改善されています。また、ユーザーの利便性を考慮した操作系のシンプル化も進化の一環として挙げられます。
キューブストリート2とCUBE Street EX の比較
CUBE Street IIとCUBE Street EXとの間には、多くの共通点がありますが、顕著な違いも存在します。CUBE Street IIは、軽量化とコンパクト化が図られており、携帯性に優れています。また、Bluetooth機能の搭載やバッテリー寿命の向上など、さらに実用的な面で進化を遂げています。
CUBE Street IIの発売日とその歓迎度
CUBE Street IIは、高い期待のもと発売されました。特にストリートパフォーマーからは、その機能性と携帯性が高く評価され、発売直後から幅広い層に受け入れられています。発売日は市場の動向にも大きく影響し、多くの楽器店で早期に売り切れる事態となりました。
CUBE Street中古市場の動向
中古市場においてもCUBE Street IIは高い人気を博しています。新品に比べ手頃な価格で入手可能でありながら、品質が高いうえ、耐久性にも優れているため、学生や初心者を中心に好評を得ています。市場に流通する量が増えるにつれて、より多くのユーザーが手に取る機会が広がっています。
CUBE StreetⅡボーカルセット新品「Bluetoothなし」
私が購入した時はBluetoothもセットになったものがあったのですが、今探しても見つけることができませんでした
Bluetoothアタッチメント
「追記」とおもったら楽天市場でありました「Bluetooth付セット」わたしもこちらを愛用しています。