夏場のシーズンになると雷が発生することが多いですが、筆者はバイクを使って配達の仕事をしているので、配達中に雷の発生場所に居合わせることが良くあります。
避難場所はその場所の近くの民家の車庫などの軒をお借りすることも多いですが、近くに避難する場所があればよいのですがない場合はかなり焦ります。
そこでこのブログでは現在地から落雷の場所までの距離を測る方法をご紹介します。
現在地から雷までの距離は下記のようになります。
- 1秒:340メートル
- 2秒:680メートル
- 3秒:1,020メートル(約1キロメートル)
- 4秒:1,360メートル
- 5秒:1,700メートル(約1.7キロメートル)
安全を第一に考え上記距離を参考にいち早く屋内や屋根のある場所などに避難するようにしましょう。
雷光を観察する
雷が光った瞬間を見逃さないように注意深く観察します。雷光が見えたら、次のステップに進みます。
Image by Terry McGraw from Pixabay
時間を計る
雷光を見てから雷鳴が聞こえるまでの時間を秒単位で計ります。ストップウォッチやスマートフォンのタイマー機能を使うと便利です。
UnsplashのLloyd Dirksが撮影した写真
距離を計算する
音の速度はおよそ340メートル毎秒(m/s)です。
この値を使って、以下の式で距離を計算します。
距離(メートル)=秒数×340【距離(メートル)】
具体例
例えば、雷光を見てから雷鳴が聞こえるまでの時間が5秒だった場合を考えてみましょう。
現在地から落雷場所までの距離=5秒×340メートル/秒=1700m
つまり、落雷の場所は約1.7キロメートル先にあったことになります。
計算の目安
簡単な目安として、雷光を見てから雷鳴(音)が聞こえるまでの時間1秒につき、約340メートルの距離があると覚えておくと便利です。
計算例
- 1秒:340メートル
- 2秒:680メートル
- 3秒:1,020メートル(約1キロメートル)
- 4秒:1,360メートル
- 5秒:1,700メートル(約1.7キロメートル)
注意点
この方法はあくまで目安です。
音速は気温や湿度などの条件によって多少変動します。
また、雷が連続して発生する場合は計測が難しくなることもあります。
雷が発生したときには、安全を第一に考え、できるだけ建物の中や車の中に避難するようにしましょう。落雷の危険を避けるために、屋外での活動は控えることをお勧めします。
まとめ
雷光から雷鳴までの時間を計ることで、落雷の場所から現在地までのおおよその距離を簡単に測ることができます。
この方法を知っていると、雷が発生した際にどれくらい離れているのかを把握するのに役立ちます。
安全に気をつけながら、雷の観察をして落雷から身を守りましょう。
現在地から雷までの距離1秒:340メートル
- 2秒:680メートル
- 3秒:1,020メートル(約1キロメートル)
- 4秒:1,360メートル
- 5秒:1,700メートル(約1.7キロメートル)
外でのお仕事や活動をされているみなさん、大変お疲れ様です。
私もそんな中配達の仕事をさせていただいておりますが、夏場は特にあたりが暗くなって、冷たい風が吹いてくるとあれよあれよとあっという間に空が黒くなり落雷に遭遇することがあります。
そんな時は作業を中断して頑丈な場所を探し安全確保して、自分の身を守り安全第一で顔晴ってくださいね。
毎日お疲れ様です。今日も一日ご安全に!!