パッドブリーズの効果と使い方|サックス奏者必携のメンテナンスアイテム【レビュー】
サックスを長く愛用していると、タンポ(パッド)がトーンホールに張り付く、あるいはベタつきが気になる…そんな経験はありませんか?
私もそうでした。
なんと修理費用が15万円超えました(;´Д`A “`
特に私たちが住んでいる日本は湿度が高いため、演奏後にケースにしまっておくだけでは、タンポが傷みやすく寿命も短くなってしまいます。
そこでおすすめなのが、**「パッドブリーズ」**というメンテナンスアイテムです。
今回は、実際に使って感じたメリットや使い方、購入時のポイントをサックス奏者目線で解説します。
<画像はマーマデュークミュージックより>
パッドブリーズとは?
パッドブリーズは、サックスなどの木管楽器プレーヤー向けに開発されたアクセサリーです。
<画像はマーマデュークミュージックより>
主な役割は以下の2つ。
- タンポの寿命を延ばす
- パッドの張り付き・べたつきを防ぐ
特に、常に閉じている状態の「クローズドタンポ」(例:G#キー、C#キー)に効果を発揮します。
🎷ポイント
サックスは構造上、キーの一部が常に閉じたままのため、湿気がこもりやすいです。
そのまま放置すると、タンポが劣化したり、張り付いて音が出にくくなる原因に。
最悪の場合トーンホールにパッドが張り付いてしまってタンポが破れるなど最悪の状態になる場合も、、、
私が使用しているYAMAHAのYAS82ZULも先日久しぶりにケースから出して点検したら破れていてメンテナンス修理の代金が\150,000-越えの見積もりが来ました(´;ω;`)ウゥゥ
このようなことにならないよう今回ご紹介するパッドブリーズを使用するなどしてタンポの寿命を延ばしましょう!!
<画像はマーマデュークミュージックより>
パッドブリーズの主な効果
パッドブリーズは、通気性の高い特殊素材で作られており、演奏後にパッドに挟んでおくだけで湿気を吸収します。
1. 湿気を吸収してタンポを清潔に保つ
演奏後のタンポは汗や息の湿気を含んでいます。
この湿気をそのままにしておくと、カビや劣化が進行し、パッド交換の時期が早まります。
パッドブリーズを使うことで、湿気を効率的に吸い取り、清潔な状態をキープできます。
2. 張り付き・べたつき防止
湿気が原因で起こる「タンポの張り付き」は、サックス奏者にとってよくあるトラブル。
特に、G#キーやLow C#キーなどは朝一番で開かない…なんて経験をされた方も多いはず。
パッドブリーズを使用することで、この張り付きを防ぎ、スムーズな演奏をサポートしてくれます。
3. 寿命を延ばしてコスト削減
タンポ交換は楽器店でお願いすると1万円以上かかることも珍しくありません。
パッドブリーズを使えば、交換サイクルを延ばせるため、メンテナンス費用を抑える効果も期待できます。
パッドブリーズの使い方(簡単3ステップ)
使用方法はとてもシンプルです。
<画像はマーマデュークミュージックより>
💡ワンポイントアドバイス
使い続けることでパッドブリーズ自体が湿気を含みます。
時々取り出して自然乾燥させると、長持ちします。
サイズ展開と購入の目安
パッドブリーズには、サックスの種類に合わせて以下のサイズが用意されています。
価格は1,000円前後とお手頃で、基本的には3枚セットで販売されています。
(ソプラノ用、アルト用、テナー用)
参考:Marmaduke(マーマデューク)公式サイト
こちらは決済方法が「銀行振り込み」または「クレジットカード」のみ
実際に使ってみた感想
私自身、アルトサックスを演奏する際にG#キーの張り付きが悩みでした。
特に梅雨時期や夏場は、朝練の最初の音が出ないことも…。
パッドブリーズを使い始めてからは、
・タンポの汚れが減った
・メンテナンスに出す頻度が少なくなった
と、良いことづくめです。
特に湿度が高い地域では必須アイテムだと感じます。
まとめ:湿度対策にパッドブリーズは必須
パッドブリーズは、湿気が多い日本の気候でサックスを長持ちさせるうえで非常に頼りになるアイテムです。
・張り付き防止で快適な吹奏感
・タンポ交換の頻度を減らしてコストダウン
**「サックスを長く良い状態で保ちたい!」**という方は、ぜひチェックしてみてください。
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