台風接近時の窓養生テープを貼る場合の貼り方のコツと費用の目安
毎日暑い日が続きますね、この時期になると暑さもですが、台風ラッシュで風により窓ガラスが割れたりして、室内にガラス片が飛散したりすることにより、大事な家族や家具などを傷つけてしまうことにもなりかねません。
心配ですよね・・・。
でもだいじょうぶです!今回は知っているようで知らない効果的な台風養生テープの貼り方をはじめ、おすすめ台風養生ツールなどをご紹介させていただきたいと思います。
この記事を読んでいただき効果的な台風養生を行っていただくことで、安心して台風シーズンを乗り切っていただけると思います。
そもそも養生テープて効果はあるの?貼る意味ある?
そもそも養生テープ貼ったところでその効果はあるのでしょうか?
養生テープを貼る意味
養生テープを貼ることで二つの効果が期待できます。
1.養生テープを貼ることで窓ガラス自体の強度を貼った部分に関しては上げることができます。
2.養生テープを貼ることで万が一窓ガラスが割れた場合、飛散防止の役割を果たしてくれます。
以下に実験映像があります。
㈱コダマさんのyoutubeより
この記事を読むことで、効果的な窓枠の養生方法がわかります。
「養生テープ」または「全面保護フィルム」で強度と飛散防止効果アップ!
具体的には窓枠には養生テープを貼ります、これだけでも養生テープを貼った部分は補強され何もしないよりは強度はあがりますし、割れた際の飛散防止の役割を果たします。ただしテープがかかっていない部分は何もしていないのと同じ状況になるので、この部分に飛散物が当たった場合はこの限りではありません。
なので、可能であれば窓全面をフィルム貼りにしておくと、強度も飛散防止も期待できますし、UVカット付きのものを使用すれば、紫外線カットも期待できます。
可能であれば外・内側にプラべニアまたは段ボールを
外側面の窓枠側に窓と離してプラべニア(または段ボール)を貼ります、離して設置するのには理由があります、窓ガラスに直接貼ってしまうと、飛散物が窓に当たった際に衝撃が窓ガラスにも伝わってしまい、場合によってはガラスが割れてしまいます。つまりガラスと離して設置することにより衝撃が窓ガラスに伝わりにくくなり、より割れにくくなります。
また、内側に貼る際は逆に窓に直接貼り付けます、その理由としては万が一ガラスが割れた際に内側のプラべニア(段ボール)と窓ガラスが密着していることで、飛散防止の効果がある為です。
窓養生の作業手順
1.窓養生する部分の下に養生テープと新聞紙などを貼り床などが汚れないように養生する。
または、フィルム付き養生テープ(マスキングテープ)を使用する。
2.中性洗剤(台所洗剤)を10倍程度に薄めたものをスプレーボトルに詰め窓全体に噴霧しきれいなウエス(布)。雑巾などで窓ガラス全体の汚れを拭き取る。
この時スクレーパーやスキージーなどを使用するとよりきれいになります、タオルだと繊維がガラス面に残りのちに気泡となることがあります。
また、窓の四隅や脇の部分の水分や汚れはキッチンペーパー・ウエス(布)などできれいに拭き取っておきます。※残っていると後で気泡となってフィルム剝れの原因となる場合があります。
2.窓ガラスの内側に合わせて保護フィルムを窓より少し大きめにカットする。
3.窓ガラスの内側に中性洗剤を噴霧し、保護フイルムシートの剝離紙面の上角にセロハンテープを貼りフィルムの剥離紙をはがしながら中性洗剤を噴霧していきます。
4.剥離紙をはがしたら大まかな位置を決め窓に貼ります、(この時窓に中性洗剤がある状態でないとフィルムがうまく滑りません)位置をずらしながら窓より2~3cm程度はみ出る位置に位置をセットし、真ん中からスキージーを使って空気と水を抜いていきます。この時スキージーをかける面にも中性洗剤を吹きかけながら作業することでフィルムに傷がつくことをある程度防止することができます。
5.ある程度空気と中性洗剤を抜いたら窓の淵に沿って定規を当てて、はみ出した部分をカットしていきます。
6.カットが終わったらスキージーに折りたたんだキッチンペーパーを当てた状態で残りの中性洗剤と空気を抜いていきます。
7.すべての中性洗剤溶液と空気が抜けたらフィルム貼りの作業完了、少し溶液が残っていても乾燥することでガラスと密着しフィットすると思います。
8.養生テープを貼る場合は手順1.が終わったらテープを貼っていってください、隙間のないように貼ることで飛散防止効果は高まります。
9.プラべニアを貼る場合は外側の窓枠に可能であれば窓に触れないように養生テープなどを使用して貼り付けていきます。
10.内側の場合は窓に接触する形で貼っていただくことで、万が一窓ガラスが割れた場合の飛散防止になりますので窓に接して貼っていきます。
台風接近時の窓養生テープを貼る場合の貼り方のコツと費用の目安まとめ
以上、窓養生の方法をご紹介させていただきました。
以下に養生方法、作業のポイント、使用する材料などまとめておきます。
1.養生テープまたは(保護フィルム)を貼ることで強度飛散防止効果アップ!
2.窓の外側にプラべニア(または段ボール)を貼ることでさらに効果アップ
3.窓の内側にプラべニア(または段ボール)を貼ることでガラスの飛散防止効果アップ!
以下に今回の作業で使えそうなツールをご紹介しておきます。
1)保護フィルム
2)台風養生テープ
3)プラべニア
4)スプレーボトル
5)ウエス
6)スクレーパー
7)スキージー(スクイージー)
8)キッチンペーパー
9)セロハンテープ
10)中性洗剤
11)フィルム付き養生テープ(マスキングテープ)
窓養生を行って安心して台風シーズンを乗り切りましょう!
また、下記に災害時に役に立ちそうなお「役立ちアイテム」のリンクも貼っておきます。
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ガラスが割れて飛散した場合などにも備えて!