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初めてのJAMセッションで準備すること8選(サックス・フロントの場合)

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初めてのJAMセッションで準備すること8選(サックスなどのフロントの場合)

はじめてのJAMセッション・・・なにを準備したらいいのか、わからないし緊張しますよね。

だけど、だいじょうぶです!この記事を読むことで、事前に何を準備しておいたほうが良いのかが分かるので、最後まで読んでいただければきっとスムーズに「セッションデビュー」することができると思います。

JAMセッションでは何をを準備しておいたら良いのか?はじめてのJAMセッションで準備しておいたほうが良い項目をピックアップしてみました。

はじめてのJAMセッションでも、慌てずにひとつずつチェックしてJAMセッションに挑戦しましょう!

  1. セッションで事前に決めておいたほうが良いこと。
    1. 1.セッションで演奏できる曲を2~3曲ピックアップしておく
    2. 2.ギター・ピアノなどのコード楽器にイントロやるかどうか聞く。
    3. 3.カウントで始めるか?サックスのメロディーで始めるか?
    4. 4.テンポとキーを伝える。(事前に伝えられるよう準備しておく)
    5. 5.曲のテーマは誰がとる(演奏する)のか
    6. 6.ソロはやるのか、順番はどうするか?
    7. 7.4バースをやるかやらないか
    8. 8.終わり方を決めておく(アウトロ)
      1. 終わり方のパターン(例)1)繰り返す
      2. 2)ritする
      3. 3)繰り返し&ritなどの場合も
      4. 4)オクターブ上げる
      5. 5)軽くアドリブして上記を織り交ぜて終わる(他の参加者に伝わる工夫も必要)など
  2. ジャムセッションでよく使われる曲(抜粋)
    1. 1)オールド・フォークス「OLD FOLKS」
    2. 2)星影のステラ「Stella By Starlight」 
    3. 3)コンファメーション「CONFIRMATION」
    4. 4)酒とバラの日々 「The DAYS OF WINE AND ROSES」
    5. 5)枯葉「AUTUMN LEAVES」 
    6. 6)FLY ME TO THE MOON
    7. 7)イパネマの娘「THE GIRL FROM IPANEMA」
    8. Fのブルース(Fのキーのブルース進行の曲)
      1. 1.Bags’ Groove
      2. 2.Now’s The Time
      3. 3.Cool Struttin’
      4. 4.Au Privave
      5. 5.Billie’s Bounce
      6. 6.Straight No Chaser
      7. 7.Blues for Alice
  3. ジャムセッションで使える楽譜(黒本)
  4. 9.まとめ
    1. 関連

セッションで事前に決めておいたほうが良いこと。

1.自分の演奏できる曲を最低2~3曲ピックアップしておく。

2.ギターピアノなどのコード楽器にイントロやるかどうか聞く。

3.カウントで始めるか?サックスのメロディーで始めるか?

4.テンポとキーを伝える。(事前に伝えられるよう準備しておく)

5.テーマは誰が(どの楽器が)とるのか?

6.アドリブソロはやるか?順番は?

7.4バースをやるかやらないか?

8.終わり方を決めておく。

上記の項目を準備しておくことで、慌てずに参加することができます。

では、具体的にひとつずつ準備していきましょう。

1.セッションで演奏できる曲を2~3曲ピックアップしておく

自分が演奏できそうな曲を2~3曲ピックアップしておく、この時あまり知られていない曲よりスタンダードの曲を準備しておくとスムーズだと思います。

通称「黒本」と呼ばれるこちらの「楽譜」を準備しておき、この中から選んでおくと、大丈夫だと思います。

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2.ギター・ピアノなどのコード楽器にイントロやるかどうか聞く。

曲の始め方です、ギターやピアノなどにイントロやるかどうか聞いておきます、例えばギターだけ最初の2小節を繰り返して9小節目からベース・ドラムが入る。など、聞いておきます。

3.カウントで始めるか?サックスのメロディーで始めるか?

曲の始め方(イントロ)を決めておきます。

 ①ドラムのカウントの後オールインして楽譜の最初から始める。

 ②サックス(フロント)のメローディーから入りその後、リズムセクションが入ってくる。

 ③ギターなどにイントロつけてもらって、楽譜の頭からオールイン。

など、一例ですがあります。

4.テンポとキーを伝える。(事前に伝えられるよう準備しておく)

やりたい曲のテンポとキーを伝えます。

テンポは自分ができる範囲でお願いして大丈夫だと思います。

あと、気を付けたいのがテンポを伝えるときにしっかりと伝えておかないと、場合によってはむちゃくちゃ早くなったり、反対に遅くなったりすることもあるので、慌てずにしっかりオーダーしましょう。テンポを数字で伝えても良いですが、歌って伝えると伝わりやすかったりします。

keyは自分がやりやすいkeyでお願いすれば、聞いてくれるとは思いますがこちらも「黒本」のkeyにあわせて練習しておいたほうが、無難かもしれません。

5.曲のテーマは誰がとる(演奏する)のか

テーマとは歌やメロディーの部分です。

ここでは、だれが(どの楽器が)テーマをとるのか(演奏するのか)を決めます。

・サックス

・ギター

・鍵盤(ピアノ)

・ボーカル

など

6.ソロはやるのか、順番はどうするか?

テーマを演奏後、ソロ(アドリブソロ)に移ります。このときどういう順番でソロをとるか決めます。

例えば「ソロは最初にAさん。次にBさん。そしてCさん。の順番」みたいな感じで決めておきます。

事前に決めごとがない場合「サックス(管楽器)」→「ギター」→「ピアノ(鍵盤)」→「ベース」→「ドラム」という順番でソロをとることが多いです。

また、「自分はソロが取れない」または「取りたくない」場合は「ベースソロとりません」などと伝えておくと安心です。

7.4バースをやるかやらないか

4バースとはドラマー以外のソリスト(サックスやギター・ベース・ピアノなど)とドラマーとが4小節ごとに交互にソロを行うことです。

「次の曲はベースソロの後に4バースをします」「4バースは無しにしてすぐテーマに戻りましょう」

など、そもそも4バースや8バースどのバース交換はドラムをフューチャーして盛り上げる意味合いが強いためドラムソロの代わりに取られることが多いです。

なので、静かなバラード曲やボサノバではバースはあまりとられないことが多いですが、例外として「BLUE BOSSA」などではバースがとられることが多いようです。

ちなみに「バース」とは「Bars」で小節線の数、小節数を意味し「4バース」なら4小節「8バース」なら8小節交代でソロをとることを言います。

なのでベースのソロが終わった際に、フロント楽器(サックスなど)がソロを4小節とったら次にドラムが4小節ソロをとるなど、いろんな場合が想定されるので詳しく知りたい人はこちらを参照してください。

また4バースなどを入れると長くなるので、何曲かに一回程度いれるくらいが良いとされることが多いようです。

 

8.終わり方を決めておく(アウトロ)

 

「ソロ」または「4バース」が終わったら再度テーマに戻ります。基本は初めに演奏したテーマと同じ演奏をしますが、慣れてきたら少しフレーズを変えたりするとより盛り上がります。

最後に終わり方(アウトロ)ですがパターンとして以下のようなものがあげられます。

終わり方のパターン(例)1)繰り返す

フレーズを繰り返して終わるパターン、何回目で終わるかなどもあるので話し合って決めたりアイコンタクトで決めたりする。

2)ritする

最後付近でスピードを落と(rit)して終わりますよを伝える。

3)繰り返し&ritなどの場合も

1)2)を併用して繰り返した後にritして終わり感を出すことで、セッションメンバーに伝える。

4)オクターブ上げる

最後のフレーズを1オクターブ上げて終わりますよ~を伝える。

5)軽くアドリブして上記を織り交ぜて終わる(他の参加者に伝わる工夫も必要)など

軽くアドリブしてritしながら終わるパターン、相手に伝わるように工夫しないと難しい場合も、、、。

まれに36251進行などもあるとか。

いずれにせよ、どんどんセッションに参加して経験を積むことで上達していくと思います。
私も発展途上中なので日々自己研鑽に励みたいと思います。

ジャムセッションでよく使われる曲(抜粋)

以下にジャムセッションで登場する楽曲を一部挙げてみましたので、ご参考までに。

1)オールド・フォークス「OLD FOLKS」

マイナスワントラック

2)星影のステラ「Stella By Starlight」 



2)ー1.星影のステラ「Stella By Starlight」
  マイナスワントラック「PlayALong」
   

3)コンファメーション「CONFIRMATION」

4)酒とバラの日々 「The DAYS OF WINE AND ROSES」

5)枯葉「AUTUMN LEAVES」 

 

5)ー1.枯葉「Autumn Leaves」
  マイナスワントラック「PlayALong」

 こちらはビルエバンス「Bill Evans Trio」の「枯葉」でピアノ旋律ですが私が好きなバージョンなので独断と偏見でおすすめします(笑)

6)FLY ME TO THE MOON


6)ー1.フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン「Fly Me To The Moon」
  マイナスワントラック「PlayALong」   

7)イパネマの娘「THE GIRL FROM IPANEMA」

 

7)ー1.イパネマの娘「The Girl From Ipanama」
  マイナスワントラック「PlayALong」

 などなど 

Fのブルース(Fのキーのブルース進行の曲)

1.Bags’ Groove



2.Now’s The Time



3.Cool Struttin’



4.Au Privave



5.Billie’s Bounce



6.Straight No Chaser





7.Blues for Alice



など

黒本があると便利です。

ジャムセッションで使える楽譜(黒本)

ジャムセッションで多くの人が使っている黒本と呼ばれる「ジャズ・スタンダード・バイブル」ジャムセッションに頻出するセッションに役立つ不朽の227曲が掲載されており先述した曲のkeyなどを決める際「黒本」のkeyでやるとスムーズです。

ジャムセッション慣れしているプレーヤーさんはkeyやテンポなどオーダーするとあわせてくれますが、この黒本のkeyで演奏することが多いようです。

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全部まとめたものはこちら

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9.まとめ

 

1.自分の演奏できる曲を最低2~3曲ピックアップしておく。
2.ギターピアノなどのコード楽器にイントロやるかどうか聞く。
3.カウントで始めるか?サックスのメロディーで始めるか?
4.テンポとキーを伝える。(事前に伝えられるよう準備しておく)
5.テーマは誰が(どの楽器が)とるのか?
6.アドリブソロはやるか?順番は?
7.4バースをやるかやらないか?
8.終わり方を決めておく。

このことを準備して臨めばあとは、現場で先輩ホスト奏者の方々の胸をお借りして、どんどん現場で「もまれて」いけばきっとうまく立ち回れるようになるでしょう。

「ジャムセッション」といってもプロ並みの所から初心者ウェルカムの所までいろいろありますので、まずは初心者ウェルカムな敷居の低いところからチャレンジしてみてはいかがでしょう。

それでは「ジャムセッション」を楽しんでくださいね♪

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はじめまして。「kousax」です。熊本県出身、クリーニング師と土木施工管理技士の資格を持つ異色のアラフィフ「サックス奏者」。30歳の時に映画「swingガールズ」をテレビで見たことをきっかけに、サックスを吹くようになる。もちろん楽譜も読めず姪っ子の友達に「あー楽譜にドレミて鉛筆でかいてある~バーカじゃな~い」とディスられつつもサックス演奏に励み、アドリブ演奏でつまづきつつも、あるきっかけから進駐軍が集まるクラブで腕を磨いてきたプロサックス奏者「一ノ瀬勝氏」に師事。当時で御年85歳の「一ノ瀬氏」からバンド演奏を通じてイロハを吸収しつつ日々勉強中。魚座O型ロマンチスト。動物占いは夢とロマンのコアラ。「Smooth Jazz」好き。「音楽」好き。「おいしい食べ物」好き。2人の子育て奮闘中。とにかく自分の人生を楽しくいきたい!このブログでは、約20年間バンドでもまれてきたサックス演奏の体験談やお役立ち情報など音楽生活をはじめ衣類のメンテナンスや便利グッズなど、ハッピーになれるような話題を発信していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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