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Yamaha サクソフォン 62シリーズの新作モデル「A」と「UL」2024年11月25日(月)に発売決定!!

楽器(SAX)演奏
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待望のUL「アンラッカー」と「アンバー仕上げ」の62シリーズのサックスがYAMAHAから発売されることになりました。

Yamaha サクソフォン 62シリーズの新作モデル「A」と「UL」について

こんにちは、今回はYamahaのサクソフォン愛好者に注目の新作、「62シリーズAモデル」と「62シリーズULモデル」についてご紹介します。

62シリーズは、プロフェッショナル向けのサクソフォンとして長年愛されてきたモデルですが、今回のリニューアルではさらなる音質の向上とプレイヤビリティの追求がされています。それでは、各モデルの特徴を詳しく見ていきましょう!

品名品番希望小売価格発売日
ヤマハ アルトサクソフォンYAS-62A467,500円(税抜425,000円)11月25日(月)
YAS-62UL467,500円(税抜425,000円)11月25日(月)
ヤマハ テナーサクソフォンYTS-62A566,500円(税抜515,000円)11月25日(月)
YTS-62UL566,500円(税抜515,000円)11月25日(月)
  • 品番末尾のアルファベットは仕上げを表します。A=アンバーラッカー仕上げ、UL=アンラッカー仕上げ
  • 銀メッキ、アンバーラッカー、アンラッカー仕上げは特別生産品です。納期は取り扱い楽器店にお問い合わせください

<YAMAHA公式ページより>


yamaha62シリーズの歴史と特徴

Yamahaの62シリーズは、1980年代に初めて登場して以来、多くのプレイヤーから支持を受けているプロ向けモデルです。

Yamahaのサクソフォンが世界で高い評価を得るきっかけとなったモデルとも言えるでしょう。62シリーズのサウンドは、音のクリアさとレスポンスの良さが特徴で、多様なジャンルの音楽で活躍しています。



<YAMAHA公式ページより>
ヤマハ アルトサックス仕上げ4種類
(左から)ゴールドラッカー、銀メッキ、アンバーラッカー、アンラッカー

1. yamaha62シリーズ「A」モデルの特徴

yamaha「62A」モデルは、従来の62シリーズをさらに改良し、現代の演奏ニーズに合わせてアップデートされたモデルです。Aモデルは特に音の深みと豊かな響きに焦点を当て、洗練されたトーンが出せるように設計されています。

  • 改良されたベルデザイン:Aモデルでは、ベルの形状がわずかに再設計されており、低音域の音がより豊かで深みが増しています。
  • レスポンスの向上:Yamahaの技術者が音の立ち上がりを向上させるためにキーアクションを微調整し、全音域でレスポンスがスムーズになるよう工夫されています。
  • 吹奏感の向上:以前のモデルよりも自然な息の流れを意識した設計となっており、特にロングトーンでの安定感が増しました。

このモデルは、ジャズからクラシック、ポップスまで多様な音楽ジャンルで活躍することができ、初心者からプロフェッショナルまで幅広いプレイヤーにとって扱いやすい設計となっています。

 


2. yamaha62シリーズ「UL」モデルの特徴

yamaha「62UL」モデルは、現行では62シリーズの上位モデルである、yamaha82ZULに採用されている(Un-Lacquered = 無塗装)仕上げが最大の特徴です。

この仕上げは、よりナチュラルでオープンな音を求める演奏者に人気があります。

  • 無塗装のボディ:ULモデルでは、通常の塗装を省くことで、金属の純粋な響きがそのままダイレクトに伝わります。これにより、プレイヤーの息遣いが音に直結し、より自由な表現が可能になります。
  • 独特の響きとトーン:塗装がないことで、音に自然なビンテージ感や温かみが生まれます。この独特の響きは、ジャズやソウルなど、感情豊かな音楽で特に魅力を発揮します。
  • 美しい経年変化:ULモデルは無塗装のため、時間が経つと共に酸化し、独特の風合いが増していきます。サックスが「成長」していくような感覚が楽しめるのも、このモデルならではです。

ちなみに筆者もyamahaの82zUL「アンラッカータイプ」の前期タイプのアルトサックスを使っていますが、独特の雰囲気と音色が大変気に入っています。

はじめはピカピカの状態ですが特に指が触れたところからあたりからだんだん酸化して色が変色していきます、ヌメ革でいうところの「エイジング」と似た感じですかね経年劣化を楽しめる方には向いていますが、ピカピカの状態のサックスが好きな方には不向きかもしれません。


<写真はyas82zUL初期モデル>

ちなみに、シルバーポリッシュを使って磨くと磨いたところはだいぶピカピカに戻りますよ、そのまましておくとまた元に戻りますが。

ちなみにプロサックスプレイヤーの多田誠司さんは後期型のYAS82zULのプロトタイプを使用されています。

話は少しそれますが、多田誠司さんのライブを至近距離で見ることができお話する機会があったのですがその時にこのYAS82zULプロトタイプのネックにはフリューゲルホルン用のネジが存在感たっぷりでついていました。
楽器の鳴りが全然違うとのことで、筆者もYAMAHAとAntiguaサックスはすべてこちらに変更しました、ほんとに鳴りが全然違います!!

詳しくはこちらの記事でご紹介しています。⇩⇩⇩

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まとめ:yamaha62Aと62UL、どちらが自分に合う?

「62A」と「62UL」はそれぞれ異なる魅力を持つモデルです。

Aモデルはバランスの良い音質と扱いやすさが特徴で、幅広いジャンルやスタイルに対応したいプレイヤーにおすすめです。

一方、ULモデルは無塗装の豊かな響きと、経年によるビンテージ感を楽しみたいプレイヤー向けです。特にジャズやソウルで個性豊かなサウンドを求める方にぴったりです。

Yamahaの新作62シリーズAとULモデルは、音質や表現力を追求するプレイヤーにとって、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

自分のスタイルに合わせて選んで、音楽の新たな可能性を引き出してみてください!

kousax

はじめまして。「kousax」です。熊本県出身、クリーニング師と土木施工管理技士の資格を持つ異色のアラフィフ「サックス奏者」。30歳の時に映画「swingガールズ」をテレビで見たことをきっかけに、サックスを吹くようになる。もちろん楽譜も読めず姪っ子の友達に「あー楽譜にドレミて鉛筆でかいてある~バーカじゃな~い」とディスられつつもサックス演奏に励み、アドリブ演奏でつまづきつつも、あるきっかけから進駐軍が集まるクラブで腕を磨いてきたプロサックス奏者「一ノ瀬勝氏」に師事。当時で御年85歳の「一ノ瀬氏」からバンド演奏を通じてイロハを吸収しつつ日々勉強中。魚座O型ロマンチスト。動物占いは夢とロマンのコアラ。「Smooth Jazz」好き。「音楽」好き。「おいしい食べ物」好き。2人の子育て奮闘中。とにかく自分の人生を楽しくいきたい!このブログでは、約20年間バンドでもまれてきたサックス演奏の体験談やお役立ち情報など音楽生活をはじめ衣類のメンテナンスや便利グッズなど、ハッピーになれるような話題を発信していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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