梅雨前の雨漏り?雨漏りの修理金額と自分で修理する場合の予算と修理方法について解説
まさかの雨漏り!?築50年雨漏り対策
昨年くらい前から一部の部屋で雨漏り発生、別件で屋根にのぼった業者さんから屋根に使われているスレートがひび割れているとの指摘をうけました。
スレートの上乗せ補修に30万円!?
業者さんにお伺いしたところ、上からスレートの上乗せ?補修をすることで今後40年はもつとのお話、見積もりはというと30うん万円、放置していても劣化が進むためどうしたものかと考えておりました。
休みが取れたので屋上に上ってみたら数か所にひびが入っているのが確認できました。
業者に依頼かそれ以外か!?(自分で補修か)
ひびを確認したところ数か所のヒビ(クラック)を確認したので、業者さん提案の全面上張りだと確実なのですが、予算的に現状厳しかったので、数か所を基面整正してプライマー塗布雨漏り用コーキング材にて応急処置しておくことにしました。
ただ、高所作業でもありますし、不安な場合などは多少金額がかかっても専門の業者さんに依頼することをお勧めいたします。
相談や見積は無料でできる場合もありますので、見積だけでもいらいしてみるのはどうでしょうか?
まずは補修できないほどの劣化した箇所がないか確認
屋根全体を点検し、ちょっとした補修では対応できないほどの箇所がないか確認、損傷がひどい場合は専門の業者に依頼しましょう。
幸い対応できないほどの箇所は確認できなかったので、コーキングによる補修を行うことにしました。
材料をそろえよう
1.ワイヤーブラシ
コーキングする面を整える(基面整正の)ために必要です。
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2.ホウキ・刷毛
基面整正後の清掃に使用します。
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3.プライマー(接着剤)
基面整正後プライマーを塗布しコーキング材の接着力を上げるために使用します。
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4.コーキング材
スレートや瓦などの割れた部分をコーキング材で埋めて、われた部分を補修します。
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5.コーキングガン
コーキング材の中身を押し出すためにはコーキングガンが必要です。
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6.ウエス
余ったりはみ出たコーキング材や接着剤をふき取るために使用します。
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7.コーキング用ヘラ
コーキング剤を充填したのち表面を均す際に使用します。
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8.安全帯
屋根の上で作業しますので、転落防止のために使用します。
9.親綱(ロープ)
安全帯をかけるためのロープです。
10.親綱用支柱
親綱を張るために使用します。
1.まずは基面整正から
コーキングによる補修をおこないますが、そのままコーキングを行っても接着面が汚れていると剝がれや水漏れの原因となりますので次の工程で作業します。
施工前
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※1作業する前に高所での作業になりますので、高所用の安全帯や親綱などを装着、使用してくれぐれも転落事故等のないように十分注意して作業しましょう。
※2屋根の勾配がきつい場合や転落の恐れが高いような場所の作業は行わないでください、そのような場合は専門の業者さんに依頼しましょう。
※3有機溶剤などを使用する際は保護具をしようして、換気の良い状態で作業してください。
※4作業する場合は自己責任でお願いいたします。
1.スレートの劣化した部分と表面についた汚れを削り出します。
スレートの劣化した部分や、コケなどの汚れをワイヤーブラシなどを使用して削り出していきます。
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2.削りだした汚れや劣化した部分をきれいに除去します。
削りだしていくと、劣化したスレートやコケなどが浮いてきますので、刷毛やホウキなどを使用してきれいに除去します。
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2.コーキング専用のプライマーを刷毛を使って塗布します。
表面がきれいになったら、コーキング用のプライマーを刷毛を使って塗布していきます、割れ目が大きいところは中のほうまでしっかり塗布しましょう、プライマーが目に入ったりしないように防護眼鏡やマスク手袋などの着用して作業しましょう。
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3.コーキングを注入していきます。
プライマー塗布後しばらくしたら、コーキング材を注入塗布していきます。ひび割れが深い部分は注入するように塗布していきましょう。
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コーキングした部分をへらで均して乾燥させます。
コーキングした部分を専用のヘラを使用して均していきます。この時雨水が溜まらないよう勾配をつけたりして仕上げるとよいかもしれません。
あとはしっかり乾燥させたら完成です。しばらく天気が続くような日に施工するとよいと思います。
まとめ
なんとか補修完了することができました、今のところ雨漏りしていないようです、これでしばらく様子を見てみたいと思います。
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※注意作業する際は高所作業になりますので、ヘルメットや安全帯を着用し親綱等をしっかり張って、くれぐれも墜落・転落しないように注意して作業するようにしましょう。
※また、暑い時期はヘルメット・帽子などの日よけ対策と水分補給をしっかり行い熱中症にもじゅうぶん注意してくださいね。