プリウス30型
ZVWオーディオナビの外し方ガイド
はじめに: プリウス30型のオーディオナビを外す理由
プリウス30型ZVWのオーディオナビを取り外す必要がある場合は、ナビの交換、修理、もしくはカスタムオーディオシステムの(取付)インストールなど様々な理由があるでしょう。
しかし、車両の内装に手を加える作業は初めての方にとって難しいものです。
この記事では、プリウス30型ZVWのオーディオナビを安全かつ効率的に外す手順を、初心者でも分かりやすいように解説します。
ステップ1: 必要なツールと事前準備
ここではプリウス30ZVWのオーディオナビを外すために必要なツールや手順などをご紹介したいと思います。
1. 必要なツールの準備
プリウス30型 ZVWオーディオナビを外す際には、いくつかの専用工具が必要です。これらの工具を事前に準備しておくことで、作業をスムーズかつ安全に進めることができます。
- プラスドライバー
- 内装外し用のプラスチック製ヘラ(トリムリムーバー)
- 10mmソケットレンチ
- マスキングテープまたはタオル(パネル保護用)
- マイナスドライバー(場合による)
- バッテリーカット(外し)用の工具「絶縁スパナ」
1. プラスドライバー
オーディオナビユニットやパネルを固定しているネジを外すために、プラスドライバーは必須です。ネジのサイズに合ったものを用意しましょう。
2. 内装外し用のプラスチック製ヘラ(トリムリムーバー)
内装パネルを傷つけずに取り外すためには、プラスチック製のヘラが便利です。金属製の工具を使用すると、内装を傷つける恐れがあるため、必ずプラスチック製のものを使用してください。
今回筆者はこちらのセットタイプを購入使用しました。
※今回、実際にデッキ外しに使用したのは1~2種類でした
3. 10mmソケットレンチ
ナビユニットを固定しているネジの一部には、10mmのソケットレンチが必要です、また100mm程度のエクステンションバーがないとデッキを固定している10mmボルト(特に下段部分)を外すことができませんので、このサイズのレンチを用意しておくと安心です。
4. マスキングテープ
作業中に車の内装に傷をつけないよう、パネルや周囲の保護にタオルまたはマスキングテープを使用します。作業前にパネルの周囲に貼っておくことで、傷や汚れを防ぐことができます。特にエアコン操作パネル部分がデッキを引き出した際に傷つきやすいのでタオルを敷いておくことをお勧めします。
5. マイナスドライバー(場合によって)
一部の作業では、マイナスドライバーが必要になることもあります。特にクリップを外す際や、細かな部分の調整に役立ちます。プラスドライバーと同様に、サイズに注意して選びましょう。
6. バッテリーカット用の工具
作業前には必ずバッテリーを切断する必要があるため、バッテリー端子を外すための工具(例えば、スパナやレンチ)が必要です。これにより、電気的なトラブルを避け、安全に作業を行うことができます。これらの工具を揃えておくことで、プリウス30型のVZWオーディオナビを外す際の作業をスムーズに進めることができるでしょう。絶縁スパナ(10mm)がおすすめです。
2. バッテリーの切断
作業を始める前に、必ず車のバッテリーを切断してください。これにより、電気的なトラブルやショートのリスクを避けることができます。バッテリーは通常、車のボンネット内にありますが、プリウス30ZVWの場合は後方トランクルーム右側カバーを外した先にあります。
絶縁スパナを使用してマイナス端子を外すことで安全に切断できます。
※絶縁スパナを使用し、念のため電工用の絶縁手袋を使用しましょう。
絶縁スパナを使用しない場合は、スパナを介してマイナス端子と車のボディーなどの金属部分が触れるとスパークしてバッテリーに引火したりする可能性があるので注意が必要です。※
ステップ2: エアコン操作部まわりのパネルの取り外し
1. パネル周りのチェック
最初のステップは、エアコン操作パネルの取り外しです。このパネルを外すことで、オーディオナビ本体へのアクセスが可能になります。パネルの周りに傷をつけないように、マスキングテープで周囲を保護することをおすすめします。
2. パネルの取り外し
内装外し用のヘラ(トリムリムーバー)を使用して、シフトノブ回り➡カップホルダー周り➡エアコン操作パネル周り➡スタートスイッチ周り➡ナビゲーション周りのパネルの順に端からゆっくりと持ち上げ外していきます。
無理に力を加えず、慎重にクリップを外していきます。パネルが浮き上がったら、背面のコネクタを外してパネルを完全に取り外します。
この時、パーキングスイッチボタン・時計合わせボタンなどのスイッチにつながるカプラー接続部分は爪を外して引き抜いておきます。
スタートスイッチのカプラーについては、作業の邪魔にならなければ外さずにそのままぶら下げておきます。
ステップ3: オーディオナビユニットの取り外し
続いてオーディオナビデッキを取り外していきます。
1. ネジの取り外し
エアコン操作ボタン周りのパネルを取り外した後、オーディオナビユニットを固定しているネジを探します。
ユニットの左右に2本ずつ、計4本のネジが使用されています。
10mmソケットレンチを使用して、これらのネジを丁寧に外します。
デッキ部分からネジ部分まで少し奥まっていますので、100mm以上のエクステンションバーを使用して外していきます。
2. ユニットの引き出し
ネジを外し終わったら、オーディオナビユニット全体をゆっくりと手前に引き出します。
この時オーディオユニットのブラケットなどによりエアコンの操作パネルなどを傷つける恐れがある為必ず「タオルを敷く」「マスキングテープを貼る」などしてパネルを保護しておきましょう。
ユニットの背面に複数の配線コネクタが接続されているため、引き出した際に無理に引っ張らないように注意します。すべてのコネクタを爪を押さえながら慎重に取り外し、ユニットを完全に取り外します。
まとめ: 作業後の確認と再組み立て
オーディオナビの取り外しが完了したら、必要な作業(ナビの交換や修理)を行います。その後、逆の手順でユニットやパネルを元に戻します。配線の再接続、ネジの締め付け、そしてエアコン操作ボタン周りのパネルの再装着を確実に行い、最終的にバッテリーを再接続して作業を完了します。
このガイドを参考にすることで、プリウスZVW30型のオーディオナビを安全かつスムーズに外すことができるでしょう。
作業中は焦らず、慎重に進めることが重要です。
※作業に伴い手順や方法を間違うと漏電や発火などの恐れがありますので不安がある場合はカーショップやディーラーにお願いしましょう、作業するにあたり何らかの損害等が発生しても当方では一切責任は負えませんので作業される際は自己責任でお願いいたします※
使用工具まとめ
1. プラスドライバー
オーディオナビユニットやパネルを固定しているネジを外すために、プラスドライバーは必須です。ネジのサイズに合ったものを用意しましょう。
2. 内装外し用のプラスチック製ヘラ(トリムリムーバー)
内装パネルを傷つけずに取り外すためには、プラスチック製のヘラが便利です。金属製の工具を使用すると、内装を傷つける恐れがあるため、必ずプラスチック製のものを使用してください。
今回筆者はこちらのセットタイプを購入使用しました。
※今回、実際にデッキ外しに使用したのは1~2種類でした
3. 10mmソケットレンチ
ナビユニットを固定しているネジの一部には、10mmのソケットレンチが必要です、また100mm程度のエクステンションバーがないとデッキを固定している10mmボルト(特に下段部分)を外すことができませんので、このサイズのレンチを用意しておくと安心です。
4. マスキングテープ
作業中に車の内装に傷をつけないよう、パネルや周囲の保護にタオルまたはマスキングテープを使用します。作業前にパネルの周囲に貼っておくことで、傷や汚れを防ぐことができます。特にエアコン操作パネル部分がデッキを引き出した際に傷つきやすいのでタオルを敷いておくことをお勧めします。
5. マイナスドライバー(場合によって)
一部の作業では、マイナスドライバーが必要になることもあります。特にクリップを外す際や、細かな部分の調整に役立ちます。プラスドライバーと同様に、サイズに注意して選びましょう。
6. バッテリーカット用の工具
作業前には必ずバッテリーを切断する必要があるため、バッテリー端子を外すための工具(例えば、スパナやレンチ)が必要です。これにより、電気的なトラブルを避け、安全に作業を行うことができます。これらの工具を揃えておくことで、プリウス30型のVZWオーディオナビを外す際の作業をスムーズに進めることができるでしょう。絶縁スパナ(10mm)がおすすめです。