プリウスの純正ホーンをPIAAスポーツホーンに交換する方法を解説!!
プリウスの純正ホーンをPIAAのスポーツホーンに交換すると、車のサウンドが力強く、スポーティな印象に変わります。
今回は、自分でホーンを交換する方法をステップバイステップで紹介します。
この記事の手順に沿って作業することでDIYでのホーン交換が安全かつスムーズにできるヒントになれればうれしく思います。
プリウス純正ホーン音とPIAA製スポーツホーン音の比較参考動画はこちら⇩⇩⇩
今回はプリウス50系を例に交換作業の手順をご紹介していきます。
準備するもの
工具と部品
ホーン交換には以下の工具と部品が必要です。
作業場所の確保
作業は広いスペースで行うのが理想的です。ガレージや駐車場など、車を安全に駐車できる場所を選びましょう。また、作業中のトラブルを恐れるために車のバッテリーを外すか、最低限マイナス端子を外すことを忘れないでください。
絶縁スパナがあると便利です。
交換手順
1. フロントグリルの取り外し
プリウス50系の場合でPIAAスポーツホーンを取り付ける際に筆者の場合はフロントグリルは外す必要はありませんでしたので、エンジンルーム内部のアンダーカバー部分のみ外し、上部から作業しました。
その際、熱や経年劣化により保持クリップが折れる可能性が高いのであらかじめ準備しておくとよいでしょう。
作業できるスペースがない場合などはフロントグリルを外す必要が出てきます。
フロントグリルのアクセス方法
まず、ホーンは通常、車のフロントグリルの向こうに設置されています。そのため、フロントグリルを取り外す必要があります。ソケットレンチを使い、グリルを固定しているボルトを緩めて取り外します。
取り外しの際の注意点
フロントグリルを取り外す際に、クリップやプラスチック製の固定部品を壊さないように注意して作業してください。 特に、古い車の場合はプラスチック部品が劣化している場合があるため、力を入れすぎないように注意して作業することが必要です。
クリップの劣化がひどいなど、場合によっては部品をあらかじめ用意しておくことをお勧めします。
2.純正ホーンの取り外し
純正ホーンの場所
エンジンルームのアンダーカバーを外すと純正ホーンが左右ひとつずつ見えると思います。 プリウスでは、ホーンがバンパーの内側に取り付けられています。
純正ホーンの取り外し方
ホーンは1本のボルトで固定されています。このボルトを外し、ホーンを車体から取り外します。
この時スパナがギリ入るくらい狭いのでラチェット式のメガネスパナがあるといいです。
※純正ホーンが取り付けてあるステー「板」の裏側(エンジン側)には四角いナットがついていますがそこは触らず、一番上のバンパー側のナットのみ外すことで取り外すことができます※
また、ホーンに接続されている配線(コネクター)も爪部分を押しながら引き抜いて外してください。
3. PIAAスポーツホーンの取り付け
新しいホーンの取り付け位置
純正ホーンを取り外した後、同じ位置にPIAAスポーツホーンを取り付けます。PIAAスポーツホーンの取り付け金具を使用し、もともと締めてあったボルトでしっかり固定してください。
配線の接続方法
ホーンの配線を車側の配線と接続します。
PIAAスポーツホーンに取り付け手順などを図解した説明図が入っていますので、手順通りに配線します。
プリウス50系の場合は専用の「コネクター」を使用することでリード線の加工などをすることなく元の純正コネクターに取り付けることができます。
取り付け手順
①純正のホーンがついていたコネクターに上記の「コネクター」をカチッと音が鳴るまでしっかりとはめる。
②次にPIAAスポーツホーンの上部にある平端子部分にコネクターから伸びている平端子を穴部分がカチッとハマるまで差し込みます。
③PIAAホーンの下部にあるもう一方の平端子にアース線を差し込みカッチとなるまでしっかりはめ込み取り付けます。
④アース線のC型になっているもう一方の部分をボディーの金属部分に接しているボルトをみつけ緩めた後アース線のC型部分をはめ込みしっかりと締め付けます
⑤余ったコードを邪魔にならない位置にインシュロックなどの結束バンドなどで固定します。
※ホーンのエンジン側にはエンジン冷却用のファンやベルトがあるので巻き込まれないようにグリル側の安全な場所に確実に固定しておきます。リード線などが巻き込まれた場合重大な事故につながる恐れがありますので充分注意してください※
車種によりますが、配線が短い場合は延長が必要です。接続が完了したら、配線カバーを使って保護して、絶縁テープでしっかりと巻いていきます。
上記と同じようにもう一方のホーンも取り付けていきます。
4. 動作確認と仕上げ
ホーンテスト
全ての接続が完了しましたら、バッテリーを再接続し、ホーンの動作確認を行います。ホーンが作動する正常か確認し、しっかりと音が出ていることを確認しましょう。
フロントグリルの再取り付け(外した場合)
ホーンが正常に作動することを確認したら、フロントグリルを元の位置に戻し、ボルトでしっかりと固定します。 すべての作業が完了したら、車の周りを確認し、工具や部品が残っていないことを確認してください。
まとめ
ホーンの交換は、車の印象を大きく変える簡単なDIY作業です。
適切な工具と手順を守れば、初心者でも比較的簡単に取り付けることができます。
スポーティなサウンドに変わったプリウスでのドライブを楽しんでください!